
この記事でわかること
- 自己PRが通らない原因とは?
- 書類選考で「伝わる」自己PRの構成
- 評価されるフレーズ・NG表現の違い
- 自己PRで使える強み別フレーズ20選
- 使い回せる文章テンプレート付き
はじめに|「ちゃんと書いたのに通らない」は構成とワードの問題
「ESの自己PRがなかなか通らない…」
「自分の強みってありきたりで印象に残らない…」
そんな悩みの多くは、“伝え方”の問題です。
実は、書類選考を通過する自己PRには、共通する“型”と“フレーズの選び方”があります。
この記事では、すぐに真似できる構成・言い回し・強み別フレーズ20選を紹介します。
目次
- 書類選考に通らない自己PRの特徴
- 通る自己PRの構成テンプレ【PREP+STAR】
- 自己PRで使える!強み別フレーズ20選
- フレーズを活かした例文サンプル
- 自己PRのNGワードと避けるべき表現
- まとめ|文章力より“戦略と視点”で勝つ
1. 書類選考に通らない自己PRの特徴
よくあるNG例:
NG要素 | 内容 |
---|---|
結論があいまい | 「頑張りました」で終わっている |
強みが抽象的 | 「努力家」「真面目」など、差別化しにくい表現 |
数字・結果がない | 客観的成果やインパクトが伝わらない |
汎用性がない | 企業の求める人物像とずれている |
2. 通る自己PRの構成テンプレ【PREP+STAR】
通過率を高めるには、「型に当てはめて書く」のが近道です。
PREP+STAR法とは:
ステップ | 内容 | 書き方例 |
---|---|---|
P(結論) | 私の強みは〇〇です | 私の強みは〇〇に応じて行動を変えられる柔軟性です。 |
R(理由) | なぜそれが強みか | これは大学のアルバイト経験から得た力です。 |
E(具体例) | STARでエピソード展開 | S(状況)→T(課題)→A(行動)→R(結果) |
P(再結論) | この力をどう活かすか | この強みを活かし、貴社でも… |
3. 自己PRで使える!強み別フレーズ20選
▼協調性・チーム力タイプ
- 周囲を巻き込んで物事を進める力があります
- 相手の立場を考えながら行動できます
- 組織の目標達成に向けて柔軟に対応してきました
▼行動力・主体性タイプ
- 自ら課題を見つけて取り組む姿勢があります
- 目的達成のために必要な行動を即決・実行します
- 失敗を恐れずチャレンジするタイプです
▼計画性・継続力タイプ
- 目標から逆算し、計画的に行動するのが得意です
- 地道な努力を継続できる粘り強さがあります
- コツコツ積み重ねることにやりがいを感じます
▼課題解決・思考力タイプ
- 状況を整理して優先順位を判断する力があります
- 問題の本質を捉え、的確に対応できます
- データや根拠をもとに提案・改善ができます
▼表現力・調整力タイプ
- 相手に合わせた伝え方を工夫しています
- 意見が異なる相手とも合意形成を図れます
- 相手の反応を見て柔軟に対応することが得意です
4. フレーズを活かした例文サンプル
【例文】行動力タイプ
私の強みは「自ら課題を見つけ、即行動に移す力」です。
大学の広報イベントで参加者数が少ないという課題を感じ、自主的にSNSの活用を提案・実行しました。
結果、Instagramのフォロワーが1ヶ月で200人増え、イベント参加率も前年比1.5倍に向上しました。
このように「気づき→行動→改善」を繰り返す力を、貴社の営業職でも活かしていきたいです。
5. 自己PRのNGワードと避けるべき表現
NGワード | 理由 | 改善案 |
---|---|---|
頑張りました | 抽象的で伝わらない | どんな行動を「頑張った」のか明確に書く |
一生懸命 | 感情だけで、成果が見えない | 結果や変化を客観的に伝える |
何事にも全力 | 汎用的すぎて印象に残らない | 特定の経験に基づいた強みを書く |
6. まとめ|文章力より“戦略と視点”で勝つ
書類選考を突破する自己PRには、以下のポイントが不可欠です:
✅ 型(構成)に当てはめて書く
✅ 強みを明確に“行動レベル”で伝える
✅ 人事が評価するフレーズや表現を使う
「自己PRに何を書けばいいかわからない」という方こそ、まずは使えるフレーズを参考に、自分の言葉で“置き換えていく”ところから始めてみてください。