
この記事でわかること
- 志望動機が思いつかない理由
- ネタの見つけ方・掘り方
- 志望動機をスラスラ書ける構成テンプレート
- よくあるNG例と改善ポイント
- 今日からできる書き始めワーク
はじめに|「志望動機が思いつかない」のは普通です
「自己PRは書けたのに、志望動機だけ手が止まる」
「なんとなく志望しているから、理由が浮かばない」
そんな悩みを抱えていませんか?
でも安心してください。志望動機がすぐに書けないのは、あなただけではありません。
なぜなら「志望動機=企業のことを深く理解して、自分との接点を説明すること」だからです。
この記事では、志望動機のネタ出し〜完成までの具体的手順をステップ形式で解説します。
目次
- 志望動機が思いつかないのはなぜ?
- ネタ出しのためにやるべき3つのこと
- 志望動機の型(構成テンプレート)
- 例文&NGパターン比較で理解を深めよう
- 書けない人のための思考ワークシート
- よくある質問Q&A
- まとめ:志望動機は「発見」から始まる
1. 志望動機が思いつかないのはなぜ?
原因①:「なんとなく志望」している
→ 明確な理由やエピソードが浮かばない
原因②:企業理解が浅い
→ HPや四季報をサッと読んだだけではネタは出てこない
原因③:自己理解が曖昧
→ 自分の価値観と企業の共通点がつかめない
2. ネタ出しのためにやるべき3つのこと
① 自分の「働く上で大事にしたいこと」を言語化する
例:成長環境/社会貢献性/チームでの達成感 など
✅ ワーク:過去にやりがいを感じた瞬間を3つ書き出してみよう
② 企業の特徴を「数字・言葉・人」で捉える
例:売上○○円、掲げる理念、社員インタビューで語られる価値観
✅ チェックするべきページ
- 採用サイトのトップメッセージ
- 社員紹介ページ
- 公式YouTubeやSNS投稿
③ 「自分と企業の接点」を探す
→ 共通点・共鳴ポイントを見つけよう(例:「チームで成果を出す社風」が自分の経験とリンク)
3. 志望動機の型(構成テンプレート)
以下のテンプレートに当てはめれば、誰でも形にできます。
【志望動機テンプレート】
- きっかけ・興味を持った理由
- 企業の魅力(他社との違い)
- 自分との接点/活かせる経験
- 入社後やりたいこと
4. 例文&NGパターン比較
❌NG例(ふわっとしてる)
「人と関わる仕事がしたいと思い、御社を志望しました。」
→問題点:抽象的/他社でも通用する
✅改善例(テンプレ使用)
私は「チームで協力しながら成果を出すこと」にやりがいを感じており、アルバイトでもスタッフ間の連携を意識して働いてきました。貴社の社員インタビューで「連携の文化」を大切にしているというお話に共感し、興味を持ちました。特に〇〇事業の中で、若手の挑戦を後押しする環境に魅力を感じています。入社後は現場で経験を積みながら、早期にチームリーダーとして活躍したいと考えています。
5. 書けない人のための思考ワークシート(PDF配布可能)
ステップ | 質問例 | メモ欄 |
---|---|---|
①自分 | どんな働き方にやりがいを感じる? | 例:人との関わり、課題解決 |
②企業 | この企業の特徴的な言葉は? | 例:挑戦・スピード・信頼 |
③接点 | どこに共通点や魅力を感じた? | 例:自分の経験と理念がリンク |
👉この3点がそろえば、自分だけの志望動機になります。
6. よくある質問Q&A
Q1. 本当は第一志望じゃないけど…バレますか?
→ 本気度は文章から伝わります。志望理由は“納得感”があればOK。
Q2. ネットの例文をそのまま使っても大丈夫?
→ 丸写しはNG。構成を参考にし、自分の体験と企業情報で埋めましょう。
Q3. 志望動機と自己PRってどう違うの?
→ 自己PR=「自分はこういう人間」
志望動機=「だからこの会社に行きたい」
→ 切り離さず、“ストーリーでつなぐ”のがベストです。
7. まとめ:志望動機は「探す」ものではなく「作る」もの
志望動機は、最初から思いつく人の方が少ないです。
大事なのは、「何に惹かれたのか」を言語化すること。
- 自分を知る
- 企業を知る
- 共通点をつなぐ
この3ステップで、あなたも“伝わる志望動機”を作ることができます。