サンプル集

ガクチカ例文集|面接官に刺さるサンプル10選

この記事でわかること

  • 「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」の書き方
  • 面接官の印象に残るエピソードの選び方
  • 400字で伝える具体的なサンプル15選
  • 書き方の構成(STAR/PREP法)の活用術

はじめに|ガクチカは就活の核になる!

就活において「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」は、自己PRや志望動機と並んで頻出の質問です。しかし「何を書けばいいのかわからない」「部活や留学みたいな“すごい経験”がない」と悩む学生も少なくありません。

結論から言えば、ガクチカは“すごい経験”ではなく“伝え方”がカギです。

本記事では、ESや面接でそのまま使える300字サンプルを10個厳選してご紹介します。部活、アルバイト、ゼミ、ボランティアなど多様なジャンルから選べるので、自分の経験に近いものを参考にして、オリジナルのガクチカ作成に役立ててください。

ガクチカの書き方
参考ガクチカの書き方完全ガイド|例文・NG例・構成テンプレを就活初心者向けに解説

目次 この記事でわかること1. ガクチカとは?意味と聞かれる理由▶なぜ企業はガクチカを聞くのか?2. ガクチカを書くときの基本構成|STAR法STAR法とは?3. ガクチカの良い例文【タ ...

続きを見る

ガクチカ例文

① アルバイト(飲食店/接客)

私は飲食店のホールスタッフとして、接客の質向上に力を入れました。特に週末は来客数が多く、注文ミスや提供遅れが頻発していました。そこで私は、注文確認の3ステップルールを独自に導入しました。「手書きメモ→口頭確認→最終伝票チェック」の流れをチームで共有し、徹底した結果、クレーム件数が約半分に減少しました。また、ミスが減ったことでスタッフ全体の士気も上がり、リピーターも増加しました。お客様と直接接する仕事だからこそ、正確さと安心感が重要だと学びました。自ら課題に気づき、周囲を巻き込んで改善する経験を通じて、主体性とチームワークの大切さを身につけました。

② 体育会系部活(テニス部)

大学の体育会テニス部で副主将を務め、部全体の競技力向上に取り組みました。当初は部員間の実力差が大きく、練習がうまく機能していませんでした。そこで私は、実力別グループ制度と目標設定シートの導入を提案しました。それぞれのレベルに合った練習メニューを設計し、週ごとに成果を可視化。取り組み開始から半年で勝率が30%向上し、団体戦では地区大会優勝を果たしました。この経験から、全体を俯瞰し、状況に応じて仕組みを改善することの大切さを学びました。自ら考え、行動し、結果に結びつけたプロセスに大きな達成感を得ました。

③ 学園祭実行委員(広報)

大学の学園祭実行委員として、広報チームのリーダーを務めました。前年は来場者数が目標を下回ったため、認知度向上を目指してSNS広報に注力しました。Instagramアカウントを新設し、投稿スケジュール・テーマ設計・ビジュアル統一を徹底。加えて、ストーリーやリール動画も活用して、情報の拡散力を高めました。その結果、フォロワー数は約3ヶ月で2,000人を超え、当日の来場者数も前年比で約1.3倍に増加しました。企画力や発信力だけでなく、分析と改善を繰り返す“PDCAの実践”が成功に直結することを学びました。目標から逆算して動く力を養うことができました。

④ 留学経験(カナダ)

大学2年時にカナダへ半年間の語学留学を経験しました。初めは授業内容に全くついていけず、周囲との会話もままならずに落ち込む日々が続きました。そこで私は、英語日記・リスニング教材・会話クラブへの参加を毎日継続し、発音練習も録音して改善点を洗い出しました。その結果、約3ヶ月後には自信を持って発言できるようになり、グループ発表ではリーダーとしてファシリテーションも任されるまでに成長。最終的にクラス内で最も高い成績を獲得しました。語学力だけでなく、「できない理由より、できる方法を考える姿勢」の重要性を実感した経験です。

⑤ ボランティア活動(地域貢献)

大学1年から2年間、被災地支援を目的とした地域ボランティアに継続的に参加しました。初めは支援物資の配布や清掃などの作業が中心でしたが、現地の高齢者の声を聞く中で、「もっと交流の場がほしい」というニーズを感じ、地元の方と協働で地域交流イベントを企画しました。チームで役割を分担し、広報・準備・運営までを担いました。当日は30名以上が参加し、住民の方から「また来てほしい」と感謝の言葉をいただくことができました。この経験から、相手の立場に立った企画と継続的な信頼構築の大切さを学びました。

⑥ サークル運営(文化系)

映画研究サークルで代表を務め、年間イベントの企画と組織運営に力を入れました。特に課題だったのは、活動のマンネリ化と新入生の参加率低下です。そこで私は、「上映+ディスカッション+SNS発信」をセットにした企画を導入し、映画を通じた対話と発信に重点を置きました。また、月1回の振り返り会で改善点を抽出し、次回に活かす体制を整えました。その結果、新入生の定着率が前年比で1.5倍に向上。組織運営においては、問題を構造化してメンバーと共有し、行動に移すリーダーシップを学びました。

⑦ ゼミ研究(社会学)

社会学ゼミにて、地域の空き家活用に関するフィールドワークに注力しました。調査対象地域で聞き取りを行うと、空き家所有者の「貸したいけど管理が不安」という声が多く上がりました。そこで、管理・活用を一括で担う仕組みを提案し、行政・NPO・地元住民との座談会を企画。報告書としてまとめた提案内容が地域新聞にも掲載されました。ゼミ活動を通じて、自ら現場に足を運び、課題の本質を掴みながら多様なステークホルダーと関係構築する力を培いました。

⑧ プログラミング/チーム開発

学内のアプリ開発コンテストに参加し、チームで学習管理アプリを制作しました。私はUI設計と進捗管理を担当。チームは専門スキルや意見がバラバラで、初めは議論がかみ合いませんでしたが、各自の得意領域を明確化し、タスク分担と週1ミーティングを徹底することでプロジェクトは軌道に乗りました。結果としてアプリは完成し、コンテストでは学内3位を受賞。異なる個性・視点をもつメンバーと、目標に向けて共に動く難しさと面白さを学んだ経験でした。

⑨ 資格取得(語学)

TOEIC800点の取得を目標に、半年間で200時間の学習を継続しました。学習記録をSNSで公開し、同じ目標を持つ仲間と情報交換しながらモチベーションを維持。また、毎週学習計画を立て、復習中心のサイクル学習法を取り入れたことで、効率も改善しました。最終的に860点を取得でき、自分の努力が数字で可視化される喜びを感じました。この経験を通じて、目標から逆算して計画を立て、習慣化する力を身につけることができました。

⑩ 接客アルバイト(外国人対応)

観光地のカフェで接客アルバイトを行い、外国人観光客対応を担当しました。英語に苦手意識があったため、まずは定型文やジェスチャーを駆使して対応しつつ、独学で英会話を学びました。英語表現や文化的マナーを調べ、業務マニュアルも自作して店全体に共有。その結果、「英語が通じて安心した」という口コミがSNSで広がり、外国人来店数が増加しました。苦手を放置せず改善へとつなげた経験から、課題解決力と現場での実行力の大切さを学びました。

合わせて読みたい記事

no image

インターンシップ サンプル集

各業界別インターンシップ志望動機の例文15選|400字のサンプル付き

目次 この記事でわかることはじめに|インターン志望動機が書けないあなたへ業界別インターンシップ志望動機サンプル集(400字)志望動機が書けないときはどうする?まとめ|例文をもとに自分だけの志望動機をこ ...

サンプル集

ガクチカ例文集|面接官に刺さるサンプル10選

この記事でわかること 「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」の書き方 面接官の印象に残るエピソードの選び方 400字で伝える具体的なサンプル15選 書き方の構成(STAR/PREP法)の活用術 はじ ...

サンプル集

【保存版】自己PRの例文25選|就活で使える新卒向けサンプル集【書き方のコツも解説】

目次 この記事でわかることはじめに|「自己PRが思いつかない」就活生へ自己PRの構成|PREP or STARが基本▶ PREP法(書きやすく伝わりやすい)▶ STAR法( ...

-サンプル集
-

© 2025 Powered by AFFINGER5