はじめに|「インターンと本選考で志望動機って変えるべき?」
就活を進める中でよくある疑問の一つが、「インターンと本選考で志望動機を使いまわせるの?」というものです。
結論から言えば、インターンと本選考では「目的」が異なるため、志望動機も変える必要があります。
この記事では、両者の違いや注意点、よくあるNG例、さらに実際に使える例文まで詳しく紹介します。
インターンと本選考の「志望動機」の違いとは?
項目
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インターン志望動機
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本選考志望動機
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---|---|---|
主な目的
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業界・企業理解、経験・学びの獲得
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長期的な貢献意欲、入社意志の表明
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アピール軸
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学ぶ姿勢・吸収力・チャレンジ精神
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価値観の一致・キャリアビジョン・即戦力
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求められる姿勢
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将来を見据えた「成長意欲」のある学生
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入社後を見据えた「長期貢献」意欲
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志望動機を書くときの注意点【インターン編】
✔ 興味関心だけで終わらせない
「興味があります」だけでは弱いです。なぜその企業・業界に関心を持ったのか、学びたいことまで明確にしましょう。
✔ 志望業界が定まっていなくてもOK
インターンでは“明確な志望”よりも“成長意欲”が評価されます。学びたい姿勢を前面に出しましょう。
志望動機を書くときの注意点【本選考編】
✔ 入社意欲・将来ビジョンの一貫性
「働きたい」という意志がどこまで本気か、どのようにキャリアを描いているかが見られます。
✔ 企業の理念や事業との共通点を示す
自分の価値観や経験が、企業の考え方や事業にどうつながるかを明確に伝えましょう。
よくあるNG例
- 「知識を身につけたいです(本選考で使うと弱い)」
- 「学生時代に○○を学んだので、その延長で(→なぜその企業?が不明)」
- 「働くイメージはできていませんが…(本選考で致命的)」
使える!志望動機の例文
✅インターンシップ志望動機(例:メーカー)
「私は将来的にモノづくりに携わる仕事がしたいと考えており、貴社の製品開発現場を体験できる点に魅力を感じました。特に○○製品に関する御社の技術力に関心があり、実際の現場で学ぶことで業界理解を深めたいと考えております。」
✅本選考志望動機(例:メーカー)
「私は学生時代からモノづくりに興味を持ち、特に御社の○○製品の開発姿勢に共感しています。ゼミでのプロジェクト経験で培った課題解決力を活かし、将来的には貴社の新商品開発に貢献したいと考えております。」
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まとめ|目的に合わせた書き分けが内定への第一歩
- インターン=「学びたい」「知りたい」
- 本選考=「働きたい」「貢献したい」
この違いを意識することで、あなたの志望動機は説得力を持ち、選考通過率も大きく変わります。
本記事を参考に、目的に応じた志望動機を構築し、就活を一歩リードしましょう!
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